「藤井風/LOVE ALLSERVE ALL (2022)」

音楽業界を虜にさせたSSW！
待望のセカンドアルバム！

＜Disc 1(初回・通常盤共通)＞

01. きらり
02. まつり
03. へでもねーよ (LASA edit)
04. やば。
05. 燃えよ
06. ガーデン
07. damn
08. ロンリーラプソディ
09. それでは、
10. “青春病”
11. 旅路

＜Disc 2「LOVE ALL COVER ALL」(初回盤特典)＞

01. Sunny / Bobby Hebb
02. No Tears Left To Cry / Ariana Grande
03. Hot Stuff / Donna Summer
04. Sorry / Justin Bieber
05. Good As Hell / Lizzo
06. Just the Two of Us / Grover Washington Jr.
07. Weak / SWV
08. Overprotected / Britney Spears
09. Teenage Dream / Katy Perry
10. Eh, Eh / Lady Gaga
11. Circles / Post Malone

音楽講師の「クオリー」が、
アーティストを目指す全ての人に
是非聴いて欲しい「名盤アルバム」を
解説します。

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そもそも名盤とは・・・
　名盤というものは、
良質なアルバム作品の事。
名盤を聴くことで感性も養われます。

クオリー

感性と名盤については、「感性の磨き方」を読んでみてください！

アーティストが知るべき感性の磨き方

～感性を磨く方法と名盤とは何かを解説～音楽講師の「クオリー」が、アーティストを目指す全ての人に是非知って欲しい「感性の磨き方」を解説します。ミュージシャンやアーティストの方は、自分のオリジナルを作品を制作したいと思っているのではないでし...

　今回紹介するのは、
　藤井風/LOVE ALLSERVE ALL (2022)

まずは簡単に、
アーティスト紹介しておきます。

1st.アルバム
藤井風/HELP EVER HURT NEVERについてもまとめています。

「HELP EVER HURT NEVER」～2,020年名盤～

福岡ボイトレはクオリーズミュージックへ。楽器(ギター・ピアノ)も基礎からしっかり学べます。今回は、藤井風さんのアルバム「HELP EVER HURT NEVER」を聴いたレビューと藤井風さんの歌に注目してブログにまとめてみました。

アーティスト紹介
アルバム紹介

アーティスト紹介

藤井風

◎1997年6月14日生まれ。2020年デビュー。
◎岡山出身の ※ SSW。
◎ジャズやクラシック、R&Bの影響を存分に感じる
◎もともと幼少期からピアノのカバー弾き語り動画をYouTubeに投稿。
YouTubeに投稿をきっかけにデビュー

アルバム紹介

下記の3つのポイントに絞って解説します。

アルバムについて
聴いた感想(アルバム曲6曲)
1st.「HELP EVER HURT NEVER」との比較

1.アルバムについて

　2022年3月22日発売、2ndアルバム。
2020年1st。アルバム「HELP EVER HURT NEVER」以来、ファン待望の2ndアルバム。

今回のアルバムも、
なんといってもその多様性。

　アルバム全体を通して色んなジャンルが入っています。
ジャズ、クラッシック、HIP-HOP、和、etc..
顔もイケメンでピアノも歌も上手くてメロディセンスも抜群で
４拍子も5拍子も揃った
藤井風さんの2ndアルバム！

クオリー

待ってました！

全曲メロディアス、覚えやすい曲ばかり！
01. きらり
02. まつり
03. へでもねーよ (LASA edit)
04. やば。
05. 燃えよ
06. ガーデン
07. damn
08. ロンリーラプソディ
09. それでは、
10. “青春病”
11. 旅路

「きらり」、「へでもねーよ」、「燃えよ」、「“青春病”」、「旅路」の5曲はシングルや前のアルバムのアレンジ違いの曲です。
特に「燃えよ」は、2021年の紅白歌合戦でサプライズで披露され観ている人を驚かせ印象に残っている方もいると思います。

シングル曲以外は、「まつり」、「やば。」、「ガーデン」、「damn」、「ロンリーラプソディ」、「それでは、」の6曲です。
結論からいうとシングル曲に匹敵するくらい、いやそれ以上にアルバム曲が聴きやすい！

クオリー

アルバム曲も最高に良い！

シングル曲もアルバム曲も良いならば名盤に間違いないです！
僕が思うアルバム曲(シングルでは出されていない曲)6曲に絞って、
良いと思ったポイントを書いていきたいと思います。

2.聴いた感想(アルバム曲6曲)

02. まつり

打ち込みのビートがHIP-HOP調でビートは、現代音楽ですがそこに笛の音色が入り「和」と調和しています。
大体のサビは盛り上がり、祭りがテーマの曲は尚更、盛り上がりそうですが、この曲はサビが落ち着いています。そこに楽曲としての深みを感じます！

クオリー

予想通りにいかない巧妙さ！

04. やば。

この曲は、エモーショナルに感じました。
「一緒にいこうか。誰も見捨てたりしないから」の歌詞に泣きます。
メロディでいえば、「やば。」のところ爽快で良いメロディがキター！ってなってやば。
「それ以上何も言わないで」のタメも最高！

クオリー

このタメ誰が考えたんだろう！

06. ガーデン

　優しい曲です！藤井風さんの歌から始まる。
歌詞のないフレーズのアカペラ。
Aメロに入った瞬間に名曲決定！ってなりました。

　最初は優しく、
2:30秒あたりから感情も乗ってくる。
特にドラムが感情的に音数が増えます！
楽器のカッコよさも際立つ楽曲！

クオリー

この曲のドラム最高！

07. damn

Aメロの歌が攻撃的で躍動感ある曲！
でもサビは、とってもポップ！トゲトゲしい印象。

クオリー

サビが耳に残る！

08. ロンリーラプソディ

メトロノームの音から始まるのが前の曲の余韻をリセットしているかのよう。
HIP-HOPで使用されてそうなビート。
おそらくHIP-HOPからインスピレーションを受けていると思う。

歌の揺らぎや伸ばすメロディが心地良い！
前の楽曲が攻撃的な雰囲気があったからなお心地良い！

クオリー

みんな同じ呼吸。ス～。が最高！

09. それでは、

　歌、ピアノ、ストリングスの非常にシンプルな編成。
ジブリを彷彿とさせる楽曲で、
シンプルだけど壮大！
「和」のアレンジに歌詞では小道のような単語が出てきて日本人心をくすぶります！

個人的には、プロデューサーのYaffle(ヤッフル)さんのアレンジに驚かされました。
現代風なアレンジが多いイメージですが凄くシンプルで古典的なアレンジもされるんだなと感じました。

クオリー

名コンビですね！

どうでしょうか簡単にではありますがまとめてみました。
どれも違う雰囲気ですがほんとに聴きやすいですよ！

ここで一息。ルーツミュージックを聴いてみよう

今回は、藤井風さん初回盤カバー集から Donna Summer(ドナ・サマー)の「Hot Stuff 」

3.1st.「HELP EVER HURT NEVER」との比較

「HELP EVER HURT NEVER」を一番最初聴いた感想は、「ジャズ好きに刺さるアルバム」と感じました。
一回聴いただけではアルバムの良さが判りづらく、何回も通して聴いて徐々に判ってくるそんな印象でした。
そして全体を通して暗さがある印象のアルバムでした。
アルバムジャケットもモノクロですよね！

それに比べ今回のアルバムは、明るさや判りやすさがあるアルバムだと感じました！
ジャケットも明るい色合いで笑った表情ですよね！

クオリー

ジャケットの笑顔が好き！

　大体ファーストアルバムは、判りやすくまとめセカンドアルバムから徐々に自分の色を出していく事が多いですが藤井風さんは逆なように感じました。
それくらい今回のアルバムは、大衆向けな楽曲が多い気がしました。

2枚とも違う味があって楽しめますね！
僕は、普段レコードで音楽を聴きます！このセカンドアルバムのLP出ないかなーと楽しみにしています。
ファーストアルバムのLPも欲しいのでどなたか2枚ある人はご連絡ください笑

　いかがだったでしょうか？
1st.と2nd.アルバムとも大名盤でこれから益々次作が楽しみです！
こんなに良い楽曲たちを本当にありがとう！藤井風さん！

3nd.アルバムもほんとに楽しみです！気が早いですが(笑)

まとめ